
本当はあまり触れないほうが良かったのかもしれませんが、Windowsアップデートで数式エディタが消えてしまいましたね。
正直言ってWindowsというのはアップデートによってユーザーの時間を相当浪費させていますし、回線負荷も相当なものです。WSUS(Windows Server Update Services)が無いネットワーク環境では、ちょっとしたアップデートがある度にネットワーク負荷が高まり、社内のポータルにすら接続できない状況になります。
今まで使えていたソフトウエアがどんどん使えなくなり、「新しいパソコンを買え」とばかりにサーポートが終了していきます。設定を行う側の負担は大きくなるばかり、この前セットアップした東芝のパソコンも大半の時間をアップデートに費やしました。
そして今話題になっているのが、「数式エディタ」が消えた件です。WORDの数式エディタは塾や学校の先生にとっては問題や回答を作成するのに欠かすことができない機能でありました。それが今回突如として消されてしまうという事態が発生しています。
該当するアップデートを削除し、Officeをリカバリすることによって一時的に数式エディタを復活させることは可能なのですが、どちらにせよまたアップデートを行った時点で削除されてしまいます。
というわけで、本日数学の先生からSOSを受けましたので色々と調べてみました。
【数式エディタの代わりに使えるソフト】
数式エディタの代わりに使えるソフトとして、MathTypeというソフトがあるということで、ちょっとだけ調べてみましたが、日本語版は25,000円という金額です。今まで無料で使えていたソフトを25,000円も出して購入するなんて誰だって嫌ですよ。
ただ、数式を商売にしてらっしゃる先生方は少し高くても購入を検討されても良いかと思います。なぜなら数式エディタの削除はマイクロソフトとしても予想していなかった事態だと思いますし、今後復活する可能性は低いと思われるからです。
そして英語版は30日間の評価版が無料でダウンロードできます。私はまだ評価期間が終了していないので何とも言えませんが、評価期間を過ぎても数式エディタとしては問題なく使えるという話もあります。まずはこちらを試してみてはいかがでしょうか?
今のところ今日連絡があった数学の先生には評価版を使ってもらっています。今後の展開によってまた対策を検討したいと思います。MathTypeがどういうものなのか、私もまだよくわかっておりませんので、あえてリンク先は掲載しておりません。ご了承ください。
★2018年5月22日追伸
結局色々検討した結果、MathTypeの年間ライセンスを取得することにしました。購入したときの様子は下のリンクをご覧ください。
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