
インテルのチップ不足でパソコン業界に激震が走っているようです。詳細に関しては調査中ですが、日本国内のパソコン関係の導入にも大きな影響が出ていると聞きました。
自治体の教育現場向けパソコンなどは、導入を延期しているところも出てきたようです。このCPUの供給不足は長くて来年いっぱい続くとみられていて、私たちの仲間内でも悲壮感が漂っています。
幸い私が営むパソコン屋は、現在ほとんど影響を受けておりません。今のところHP社のパソコンにはそれほど大きな影響が出ていないからです。ただし、今後は影響が避けられないと思います。個人レベルのパソコン購入についても、これから価格が上がる可能性がありますので、注意が必要かと思います。
さて、今日はHP社製『HP x360 11-ab121TUオフィスモデル』をご紹介します。パソコンは単に性能が良ければよいという時代は終わりました。自分の用途に合わせて選ぶことがコストダウンにもつながります。
私の周りでは、パソコンは主にワード・エクセル・パワーポイント、それとインターネットができれば・・・という方が多いです。できれば持ち歩きをして、喫茶店でも仕事ができるように小型のほうが良いという方が多いです。
そこで私がお勧めしているのが『HP x360 11-ab121TUオフィスモデル』です。このくらいのクラスのノートパソコンでしたら、Lenovoの製品もなかなか良いものがそろっています。是非チェックしてみてください。
この製品の特長は8万円以内でオフィス付きで購入できる価格帯と、ストレージ容量が128GBと普段使いには十分な容量を持っている点です。スマホのバックアップや動画、写真の保存に使うとなるとやや容量不足になりますが、本当にワード・エクセル・パワーポイント、インターネットというように用途が決まっているのであれば、最適な1台といえます。
大きさもちょうどよく、素晴らしく軽いということもなく、その分堅牢で長持ちしそうなしっかりした筐体をしています。画面は回転してタブレットのように使用することができ、その場合キーボードは自動的に無反応になってくれます。
左右にはUSBポートなどもしっかり装備していますので、小さくても普通のノートパソコンとしてがっつり使うことができるでしょう。
セットアップ方法はいつものように、電源設定でスリープをOFFにして、Windowsのアップデート、不要アプリのアンインストール、ディスクのクリーンアップの順に進めていきます。
最近は初期不良の問題でドスパラが取り沙汰されていましたね。それについては後で見解を述べようと思ってますが、私のようなパソコン屋ではそういったトラブルとは無縁です。なぜなら、納品前に必ず自分でセットアップ作業をするからです。その段階でほとんどの初期不良は見抜くことができます。
初期不良があってメーカーに電話をすると、ほとんどの場合今回のドスパラと同じように『お客様の環境を確認してください』と言われます。これはある意味で初心者のお客を騙すテクニックだと思います。初心者は玄人に「それは故障ではない」と言われたら、そう思いますから。
ドスパラで行われているような故障の判断基準の矛盾については、今に始まった話ではなくてもう昔からよくあります。というか今でもどのメーカー系のサポートセンターでもその傾向があります。
その点HPの初期不良対応や保証期間内対応は、他のメーカーと比較して良い部類です。これについても後で具体的な事例を示してお話しようと思います。
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